事例

事例2 遺言書の作成

千葉県 60代男性

長年寄り添った妻と30年以上音信不通の弟が相続人の場合

【相続人関係】

遺言者:A

相続人:妻、弟

【解決内容】

依頼者のご意向を酌み、万が一、財産を相続させたいと考えている妻が依頼者より先に亡くなった場合までを手当てした内容の公正証書遺言を作成しました。

【事例概要】

千葉県にお住まいのAさんは、退職後、癌を患って大きな手術をされたことがきっかけで、ご自身の相続のことを真剣に考えられるようになり、当事務所にご相談に来られました。

Aさんは、妻と二人暮らしで、お子さんはいませんでした。Aさんは、自分の死後は妻に全財産を相続させたいと考えておられました。しかし、Aさんには30年以上音信不通である弟が一人いました。Aさんは、自分の相続発生時に、突然弟が現れて、弟の取り分をよこせと要求してくるのではないかを強く懸念されていました。その場合、Aさんが遺言書を作成する等しておかなければ、民法が定める法定相続分に基づきAさんの財産は妻が4分の3、弟が4分の1を取得することになります。

そこで、当事務所がAさんの依頼を受け、Aさんに全財産を相続させる内容の公正証書遺言を作成しました。しかし、万が一、Aさんより妻が先に亡くなった場合には、Aさんの財産は弟へ渡ってしまう可能性が残ります。

そのため、Aさんより妻が先に亡くなった場合には、Aさんの財産は妻の妹へ相続させるという規定を遺言書に設けておき、万が一の場合までを手当てした内容の遺言書を作成しました。

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